ノキシタ Blog

広島で2歳半差兄弟との日々

4歳アオ(年中)はじめてのピアノの発表会

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日曜日にアオのピアノの発表会がありました。今年の2月から通い始めて、9カ月の成果の発表です。

 

今までの通常練習曲では片手のみで、ソの音までしか進んでいませんでしたが、発表会では、『ぶんぶんぶん』と『お笑いチンパンジー』を両手で弾きました。両手と言っても左手はソだけ、リズムに合わせて弾くだけですけどね。連弾はパパと『メリーさんのひつじ』をしました。

 

本番では、少し間違えたりしましたが、やりきって達成感を得れたようです。終った後は、「みんながほめてくれたー」とうれしそうでした。連弾はパパと一緒に出たので、礼の後、緊張が溶けたのか、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら退場していました^^その様子をみて、こっちまでほんわか緊張の糸が切れた気がしました。

 

でも、出番が終ったからって帰れないのが発表会。終わりまで待って、記念撮影とお土産渡しがあります。終ったのは5時過ぎでした。昼寝もしていないアオはもう半分死んだような目をして、全体写真に収まっていました(笑)

 

年中のアオはまだしも、2歳イヤイヤのソラは眠さと疲れで、ウロウロするし、ドアに指を挟んだり。。。全然落ち着いていませんでした。連弾をパパに頼んで正解でした。

 

この会場はなんと!! 会場の角にガラス張りで区切られた、プレイルームがあるんです!プレイルームの声は会場に聞こえませんが、中にはスピーカーがあって、ピアノの音やナレーションも聞こえるんです!かなり気の利いた会場でした。おむつ替え台や授乳ルームなんかも用意されてたら言うことなかったですが、そこまではありませんでした。

 

今回の目標は、まずは本人が達成感を感じれることと、やりきることができるか。

それができればよし。

 

欲を言えば、間違えず、音の強弱、リズムも完璧で・・・なんて思いますが、なんせまだレベルが低いのでそこまで求められませんでした。

 

3か月前から毎週のレッスンでは、みっちり発表会の曲でした。その間、発表会以外の曲は2曲ほどしか進んでいません。最後の1カ月はワークブックなどの他の教材はやらずに、発表会の練習曲のみで1回のレッスンが終っていました。

 

発表曲は先生から提示されたものです。『メリーさんのひつじ』はアオにとって親しみがあったので、すぐに覚えて毎回1番に弾くほど好きでした。『お笑いチンバンジー』ははじめ聞き慣れない曲でしかも1か所シャープが出てくるので、とっつきにくいと感じていたようですが、覚えやすい曲で、シャープをクリアしてから、好きになりました。最後は『ぶんぶんぶん』。繰り返しが多いからか、今どこを弾いているのか分からなくなって、最後まであまり弾きたがりませんでした。

 

毎日練習をさせるのは親の努力が不可欠です。一緒の発表会の会場に来ていた年長さん(男児)はピアノが大好きで自ら親が言わなくても弾いていたそう。うちはそこまででもないので、こちらから働きかけなくてはいけませんでした。

 

発表会の2か月前、全然できてないのに、3日間連続練習をしようとしなくて、もう発表会辞退しようかな、という気持ちの時もありました。残り1カ月を切って、そろそろやらなきゃという気持ちになったのか、自分からやる姿勢が見えてきました。

 

毎日練習が理想でしたが、実際には1週間で1~2日やらない日もありました。しかも1日1回づつしかやらないので、あまり目覚ましい上達はありませんが、練習して上手になる過程を実感してもらうのと、発表会の緊張感を味わってほしいと思って、付き合って行きました。

 

1曲の練習で1枚のシール。そしてそれがたまったら、ご褒美で1冊の図鑑を購入と釣っていましたが、それもすぐたまらないので、あまりモチベーションが上がらず、その事すら忘れているように見えました。

 

自分から、「ピアノやったら、高い高いして」とか「ピアノ終ったら、一緒にテング猿ごっこしよ?」

とか言ってきていたので、本人にとってはプレゼントとかじゃなくて、一緒に遊べるなにかが1回1回練習した後のご褒美として最適だったのかな、と今は思います。

 

後、本人が疲れているときじゃなくて、元気な時に声をかけるのも重要でした。落ちついて遊んでいるときに、「それ終わったら、ピアノしよ?」とか、「今日はいつピアノするの?」と自分で決めさせることもありました。

 

でも、自分で決めさせて、『ご飯の後、お風呂の後』など少し時間がたってからの回答だと、もうそのときになると、「いや!もう今日はやらない!」と言うのは目に見えていたので、こちらから「その今やっている作業が終ってからは?」とすぐにやるように催促しました。

 

気を付けていたことは、弾いている最中に口うるさく言わないこと。弾く前に『今日はこんな風に弾いてみようか?』とリズムや強弱を強調して歌ってみるとか、『よし!弾いてみよう』と思わせるようにもしました。

 

また通常の練習曲が来週から始まるので、それまではアオの弾きたい時に弾くスタイルで行こうと思います。